くろのひとり時間

私が私で居られる場所

秋の素敵なプレゼント

季節の手しごとに憧れている。 季節を感じながら、毎日を丁寧に暮らしている感じ。

そんな憧れから一歩踏み出して、梅干し作りは2年目、味噌作りは3年目になった。この2つは私の暮らしに定着しつつあって、これからも続けていきたいなぁと思っている。

しかし、たった一回の挑戦で終わってしまったものもある。 それが栗しごと。

数年前に挑戦したけれど、とにかく皮剥きが辛くて痛くてもう2度とやらないだろうと思った。確か栗ご飯にしたけど、元々家族は栗ご飯が好きではなくて、長男なんて栗を残してご飯だけ食べた。

今年も栗の季節がやってきた。

栗しごとはハードルが高すぎる、と今年も迷わず見送ることを決めた私に、なんと!素敵なプレゼントが届いた。

近所のお友だちお手製の栗の渋皮煮。 キラキラ輝いてもはや宝石♡硬さも甘さも絶妙でめちゃくちゃ美味しくて、大事に大事に食べている。

子どもたちが「食べてみたいな〜」とチラッと言ってた気がするけど、その後何も言われないのでスルーさせてもらった。

だって、栗しごとは本当に大変なんだから!

辛くて痛い思いをしながら皮を剥いたあと、何度も茹でこぼしてさらに甘く煮るんだ。そうして時間をかけてキラキラ輝く渋皮に煮が出来上がるんだ。 これは大人が噛み締めながら味わうスイーツだと思う。

あぁ〜あと二粒で終わってしまう。

こんなに素敵なプレゼントをくれたお友だちに感謝。 私にもこんなに美味しい渋皮煮が作れるかな。 この美味しさのためなら皮剥きも頑張れる気がする。

来年こそは挑戦する!かも。